田西会館社長のブログ
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2021/01/19
一.最近、YouTubeをアップしております。動画で会社の宣伝をしながら、このブログでは日々感じることを気軽にアップしようと思います。
この時期(1月の中旬)になると思い出されるのは31年前(!)に受験した「大学入試センター試験」のことです。今年から試験の内容も名称も変わったのですね。31年前も同じく「共通一次試験」と呼ばれていた試験が「大学入試センター試験」に変更となったことを思い出しました。
文系ながら社会は倫理政経、理科は地学というマイナー科目で受験したこと、2日目の試験終了後に一人で「魔女の宅急便」という映画を見に行ったこと、二次試験を受験する大学を変更するかどうかでかなり悩んだことを覚えています(^_^;) 今年は53万人以上の方が出願されたとの新聞記事がありました。コロナの影響もさまざまあったようです。53万人が受験したとして、53万通りのドラマが進行しているのだろうと思います。
二.自分自身が高校生、あるいは大学生だったころを振り返って「サインとかコサインとか、そんな勉強が必要だったのか」とたまに思うことがあります。考えても仕方ないと結論を出さずに生きてきましたが、「(31年前のあの時に)違う選択をしていれば違った人生になっていたのだよな」と、ふと思うことがあります。「大学受験で人生が決まるわけではない」「試験の点数が評価の全てでない」と思いながらも、試験の結果が自分の人生に少なからず影響を与えたことは事実です。
三.どんな人生を歩むにせよ、「幸せになるためには何が大事なのか」という問いは、上記の問題とは別のような気がします。勉強はできないよりはできた方が良いのでしょうが、自分の娘に「勉強しなさい」と言うことは無いと思います。先日も、「○○ちゃんと、●●君が、クモンシキに通っているんだって」と娘が言ったので、本人も通いたいのかどうか聞いてみると「イヤ!」という答えが返ってきました。本人が行きたくないところに通わせる必要は無いと思っています。
そうはいいながら、本人が嫌がっても身に着けて欲しいこともあります。例えば、人と会ったときに元気な笑顔で「こんにちは!」と言えるような人になって欲しいと思います。それが、人として幸せな人生を歩むために必要だと思うからです。50年近く生きてきて、勉強ができることよりも、その方がずっと大事なことだと感じています。
※31年前に大学を受験した、と書いて「そんなに時間が経っていたのか」と改めて驚いてしまいました。「魔女の宅急便」を見たことなど、そんなに昔のこととは思えません。そう考えたときにいつも「自分が子供だった頃から30年遡ると終戦の頃だよな。日本が戦争に負けたときのことなんて遠い昔の出来事と思ってたけど、じいちゃんやばあちゃんにとってはそれほど昔のことでは無かったんだよな」と思ってしまいます。こんなことを考えるなんて、変ですかね?