1996年の将棋年鑑の中で「コンピュータがプロ棋士を負かす日は? 来るとしたらいつ?」
という問いに対し、多くの棋士が「そんな日は来ない」と言っていた中、
ズバリ「2015年」と回答していたのが羽生さんでした。
3.このAIなるものは勝手に自分で将棋を学習し、
しかも機械であるがゆえに疲れることなく学習し続け、どんどん進化しているのだそうです。
その進化の凄まじさは、1年前のAIが現在のAIと対戦すると7割の確率で負けてしまうほどなのだそうです。
「こうなると、ヒトは永遠にAIには勝てそうにないな」と私は思いました。
しかし、このことについての羽生さんがインタビューで次のように応えていました。
「1年前のAIが7割の確率で負ける、ということは、その段階のAIも完璧ではないということ。
ならば、ヒトが勝てる見込みもあるはずだ」
この言葉を聞いたとき、「あー、すごい!」と思いました。やはり考え方・捉え方・発想が違うのですね。
4.羽生さん、応援しています。これからももっと私達に刺激を与えてください!
同世代の者として、通算獲得タイトル100期というものを是非見せてください!
同じインタビューの中で、このようなこともおっしゃっていました。
「忘れるということは大事なこと。忘れられれば次に行ける」。
以前、「老人力」という言葉が流行りましたが、私も最近本当に忘れることが多くなったという実感があります。
でも、「だから次に行けるんだ!」と、私自身も前向きな姿勢で頑張りたいと思います(^^)/