酒席での会話と、創造的な活動
2019/04/14
① 少しまえのテレビ番組でタレントさんが「仲間と飲んでるときにいろいろ話しをするんだ。つぎ、なにする?って」と言っていたのがとても印象に残っています。
これ、すごくいいなと感じた言葉です。「つぎ、なにする?」って。
前向きでいいと思いませんか?
② ここ数年、気が付いたら1日が終わっていて、何か同じところをグルグルと回っているような感覚に襲われることが多いです。
たぶん自分と向き合う時間が足りないのだと感じ、このブログを書くことでその時間を取り戻そうとしています。
いえ、ブログを始めようと思ったきっかけは、あくまでも仕事です。ブログを継続することが集客につながるという話を聞いたので。
でも、ここまで数回書いたのを読み返すと、我ながら変なことを書いているなと感じてしまいます。お客さん、減らしてしまうかな(^_^;)
話を元にもどします。
自分の時間をどうやって確保するかを考えていたとき、一冊の本のタイトルが目にとまりました。
『ぼんやりの時間』という本です。
新書本で、私が決して手に取るタイプの本ではないのですが、なぜかすぐに購入してしまいました。
ぼんやりとする、そんな時間をもつことに飢えているのですね、きっと。
いろいろと参考になる事が書かれていましたが、次の文章が印象に残りました。
「働くことでクタクタになっていては、楽しみは受け身のものになる。仕事に精力を吸い取られた者はスポーツを見る、映画を見る、といった受け身の楽しみにすがることになる。
長時間働くということを強いられない世の中では、たくさんの閑を得てより創造的な仕事に飛び込むことができるようになる。」
私のひそかな楽しみは、家に帰って家族が寝静まった頃、こっそりと映画を見ることでした。
しかも頭を使うのがイヤなので、ストーリーを追う必要の無い映画=以前見たことがある映画を何度も見ています。
昨日も、(黒澤明監督の古い映画ですが)「椿三十郎」を見ました(たぶん30回以上は見ています)。
これは「受け身の楽しみ」だったのですね(^_^;)
その本の中では「一日4時間労働」というものが提唱されていました。
③ 振り返ってみると、私が現在抱えている仕事の多くは創造的というよりも、毎日の雑事に振り回されているという感が強いです。
社長のあるべき姿からはほど遠いです。働き方改革をまず自らが実践せねばと思う今日この頃です。
とにかく、抱えている業務を減らしたい、そして前向きなことに取り組みたいという欲望(?)が非常に強くなってきました。
いえ、実は少しだけ行動に移しています。そのために、来月は3日間ほど会社を空ける予定です。
誤解のないように書きますが、仕事をサボりたいと言っているわけではありません。前向きに仕事と人生に取り組みたいと言っているのです。
まずは時間の確保が必要です。ひとつひとつクリアして、「つぎ、なにする?」と言えるように早くなりたいと思います。
④ 飲み会での会話ということで、もう一つ思い出したことがあります。
以前、高田純次さんが、こんなことを話していました。
「飲んでる席では自慢話と悪口と説教は言わないようにしているんだ。そしたら猥談しかできなくなったんだけどね」。
高田純次さんみたいな大人になりたいと思っています(^^)/